安心して暮らせる住まい創り
NPO法人 住まいみまもりたい
理事長 吉村 悦子
大東市では、3人に1人が65歳以上という超高齢化時代が訪れようとしています。日常生活上の支援が必要な高齢者が、住み慣れた地域で在宅生活を継続するためには、介護保険のサービスのみならず、民間事業者を含め多種多様な生活支援サービスの提供体制を構築することが必要です。
生活サポート事業とは、65歳以上となり、ふだんの生活で、以前は自分でやっていた家事などができなくなり困っている。そんな方に講習を受けた生活サポーターができること、得意なことで援助しようという事業です。この事業は、誰もが住み慣れたまちで安心して暮らせるよう、お互い支え合っていこうという目的のもと、地域のボランティア精神がある方々が援助する活動です。
また、自分でできることは取り上げない、できないことだけお手伝いをさせていただくという自立支援の考え方を伝えています。
自分の将来のために、今!動ける時間を生活サポーターとして活動してみませんか?今まで経験のない体験が味わえるかもしれません。皆様のご参加心よりお待ちしています。
これまでの活動について
平成15年頃、悪質なリフォーム詐欺の被害が新聞報道等でニュースになる状況が続いていました。瓦がずれていて、大雨が降れば家中が水浸しになりますよとか、床下が湿気ていて、シロアリがでてきていますよなど、不安をあおり、その場でリフォームの契約をさせるという、高齢者を狙った悪徳商法で、被害が拡大していました。
このような被害にあうのは、どこに相談したらいいのかわからない、住まいの相談が気軽にできれば、このような被害がなくなるのではと思い、NPO法人「住まいみまもりたい」を設立し、住まいの無料相談を開設したのが始まりです。
開設しますと、行政サービスや介護保険では対応できない市民の困りごとの相談を受けるようになりました。粗大ごみを外まで出してあげるお手伝いや、介護保険ではしてもらえない掃除など主婦の経験をいかし、いろいろな相談に対応してきました。
平成16年度大阪府CB創出先導的モデル事業、平成18年度年度全国都市再生モデル調査事業、平成19年大阪府社会起業家ファンド、平成20年おおさかCBアワード大賞受賞、平成20年大東市提案公募型委託事業など地域課題をビジネスの手法で企画書を作成し、さまざまな採択を受けました。
平成28年には、大東市の補助事業として「生活サポートセンター」を開設することができ、今では、多くの利用者さんに生活サポーターさん(市民ボランティア)が日常の困りごとに対応していただき、暮らしやすいまちづくりの活動をしています。
その他の活動
野崎参道商店街振興組合 副会長
野崎周辺協議会副会長
大東商工会議所1号議員
大東商工会議所商業部会副部会長
大東市環境審議会委員
大東市産業振興市民会議委員
大東名物掘り起こし実行委員